父の部屋から筒が見つかった。
織姫神社の御祭神は
栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)にて織物の神として偏に西陣織物業界の人々に崇敬せられる神様であります
この度御神像を棟方志功師に託し版画に謹製して戴きました
ここに広く信仰せられた方々にお頌ち致し奉齋せらる事を
昭和四十一年夏
織姫七夕會
氏神様は今宮神社です。
摂社に織姫神社があります。
献灯碑は織物に使う「杼(ひ)」です。
「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903-1975)。一心不乱に版木に向かう棟方の姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。が、半世紀も経つとご存じない世代も多くなっています。
ものすごく作品に目を近づけて製作されてる姿は渥美清さんがドラマで真似てらしたのも懐かしく思い出します。
御神像はこうです。
本物の木版画です。権禰宜の書面も直筆です。
昭和41年の七夕の儀になぜこのような品を頂戴したのか今となっては判りません。
御祭神は七夕伝説の織姫に機織(はたおり)を教えた神ともいわれ、技芸上達を願う人々の崇敬を受けている。
織姫社は、西陣織業者が創始した社で、社前にある献灯碑は、織物を織るとき使われる杼(ひ)の形。
8月に織姫七夕祭が開催される。
想像するに昭和41年は、この杼の形の献灯碑が建てられた時かもしれません。