織物を制作するにあたり、デザインが必要です。
斬新なデザインもあれば古典にのっとったものもあります。
視覚的に織物の完成を想像させるため、意匠図(図案)を製作することが多くあります。線描のものもあれば日本画と同じように絵絹に泥絵の具で描く場合もあります。落款は通常ありません。
偉い画伯の作品を分けていただいて、織屋は織物を作ると勘違いされている方も結構おられます。そんな楽なことではないのです。
あくまで織屋が制作意図を伝え注文するのが普通です。
自社の蔵書や資料を提供することも多々あります。