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京は遠ても十八里

当主のひとりごと (BLOG) 2026.05.10

「鯖街道」とは、若狭国わかさのくに小浜おばま藩領内と京を結ぶいくつかの街道すべての総称です。

ですが、一般に「さば街道」と言えば、福井県小浜おばま市から京都市左京区の出町でまちに至る 若狭わかさ街道を指し、往時は険しい山道でした。

 

主に魚介類を京へ運搬するための物流ルートで、中でも特に鯖が多かったことから、近年になって鯖街道と呼ばれるようになったようです。

 

鉄道や自動車が普及する以前、若狭湾で捕れた鯖は行商人に担がれ徒歩で京に運ばれた。

冷凍技術も無く、日本海で捕れた生鯖を塩でしめて運ぶのに丸一日を要したが、京に着く頃にちょうど良い塩加減になり、重宝されたといわれている。

鯖街道は古く平城宮跡で発掘された木簡から、起源は1200年から約1300年前とされる。

ということで、まずは出町です。

賀茂川と高野川が合流し鴨川となる三角州の辺り。

「出町」とは、江戸の頃から河原町今出川一帯を指す地名でした。

川東の「柳の辻」という地に叡山電車の駅が開業し、駅の名称を「出町柳」としたことから、駅周辺までも出町柳と混同して呼ぶ人ができてしまったのです。

 

 

小浜ではよく「京は遠ても十八里」と言われます。

「遠いと言っても たかが十八里しかない」

つまり「京は近い」という思いが込められています。

 

京都の大原、滋賀の朽木(くつき)、福井の熊川宿と一体いくつの山を登って来たのかと思うほど山だらけ。
でも、現代の鯖街道は京都に比べ観光に控え目な滋賀県・福井県だから空いているし、ほぼ信号機がないので距離の割に着くのが早い。

まずは午前中しか開いていない市場へ。

一部は七輪ですぐに食べてみる。

 

小浜港には海上保安庁の船も常時停泊している。

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