京には御所の四方の鬼門を護る四つの寺社があり、これをお詣りすることを「四方詣」と言い、千年も前から伝わる行事です。
節分の夜、邪気(鬼)はまず、北東の表鬼門にあたる吉田神社に現れ、吉田神社を追われて次は祇園社、南西の裏鬼門壬生寺、最後に北西の北野天満宮まで逃げてきて、北野天満宮の福部社の中に閉じ込められるそうです。
「四方詣」は祇園さんです。
江戸時代まで八坂神社は「祇園社」と呼ばれていましたが、慶應4年(1868)に八坂神社と改称しました。
花街の祇園は祇園社の門前町にあったことに由来します。
神事は晴れになることが往々にしてあります。
今日も天気予報では曇でしたが、昼から晴天でした。
午後1時からは祇園甲部の芸舞妓の奉納舞と豆まき。
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